スイスの都市魅力を探索:バーゼル、ローザンヌ、ジュネーヴを巡る旅行
- Marc
- 2024年7月18日
- 読了時間: 9分
更新日:4 日前
導入部:
スイスの魅力的な都市群を巡る5日間の冒険へようこそ。
最初に訪れるのは、文化的な多様性と歴史的な建築が魅力のバーゼルです。その後、絵画のように美しいローザンヌを経て、最終的に国際都市ジュネーヴに至りました。
レマン湖の壮大な景色やアルプス山脈の壮大な眺望、ジュラ高地の自然の美しさ。これらの美しい景観は、都市間の移動中にも楽しむことができ、スイスの自然がもたらす癒しの瞬間を提供してくれました。
この旅行記を通して、各都市の建築の驚異、湖畔の景色、豊かな文化体験が皆さんを待っています。
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初日:バーゼル
スイスでの最初の日、フランスのミュルーズからスイス北部へと列車で向かいました。列車からの景色は想像していたより山が少なく、意外に平坦な地形に驚かされましたが、バーゼルに到着すると、晴れ渡る美しい天気が僕を迎えてくれました。
注意:
スイスに到着して驚いたことがあります。ヨーロッパの携帯電話の定額サービスはスイスでは利用できませんでした。通信ができず、GPSも利用できなかったので、非常に困りました。スイスを訪れる際は、この点を事前に準備することをお勧めします。
個人的には、少量のデータ使用で60ユーロの料金がかかってしまいました😢
クンストミュージアム(Kunstmuseum)
バーゼルに着いてまず、地域で最も古く、重要な美術コレクションを持つ「クンストミュージアム」(Kunstmuseum)へ向かいました。ピカソやクレーの作品を含む現代美術の展示は、芸術愛好家には見逃せないスポットです。

中心街へと進むと、古い建築物が立ち並ぶ中を活発に行き交うトラムが印象的でした。トラムは街を活気づける一方で、慣れない訪問者にとっては、これらの車両に注意する必要があります。
バーゼル大聖堂
その後、市の象徴であるバーゼル大聖堂を訪れました。このゴシック建築の大聖堂は市のスカイラインを代表し、内部の壮麗な装飾や歴史的彫刻が訪れる人々を魅了しています。さらに、大聖堂の塔に登ることができ、そこからの眺めはバーゼル市とライン川の素晴らしい景色を一望できます。
ランチには地元のカフェでバーゼル特有のバーゼルタルト(Basler Leckerli)を味わいました。このタルトは、地元の伝統的なスイスのお菓子で、スパイスやハチミツで味付けされた甘くて少し酸っぱい風味が特徴です。
ライン川沿いを散策
午後はライン川沿いを散策し、バーゼルの活気ある街並みと自然を楽しみました。

バーゼル州立庁舎(Rathaus des Kantons Basel-Stadt)
また、歴史的なバーゼル州立庁舎(Rathaus des Kantons Basel-Stadt)を訪れ、その赤いファサードと中世の雰囲気を残す建築を堪能しました。庁舎内部は公開されており、バーゼルの政治と歴史に触れることができます。
同じ通りには、フライエ・シュトラーセ(Freie Strasse)という賑やかな商店街通りもありますので、歴史的な建物を見た後は、ショッピングや地元の雰囲気を楽しむのも良いでしょう。
バーゼル市立自然史博物館
最後に、バーゼル市立自然史博物館を訪れました。この博物館は、地元の動植物や地質学的な展示を通じて、スイスの自然環境に深い洞察を提供しています。
一日の終わりに、バーゼルを後にしてフランスのディジョンへと向かいました。
ディジョンでの宿泊は、スイス滞在費を抑える戦略的な選択で、翌日のローザンヌへの移動の面でも便利でした。ディジョンはブルゴーニュ地方の首都で、多くの魅力的な観光スポットがあります。
バーゼルでの一日は、芸術、歴史、そして自然が見事に織り交ぜられた充実した体験となり、僕のスイス旅行の素晴らしいスタートとなりました。
2日日:ローザンヌイスの都市魅力を探索
ローザンヌでの2日間
ローザンヌに到着したのは午前中で、市内の美しい景観にすぐに感銘を受けました。ローザンヌは湖と山に囲まれた壮美な位置にあり、街自体は起伏に富んでおり、かなりの坂が多いです。
初日は、市内中心部を散策し、主要な観光地を訪れました。
オリンピック博物館
ローザンヌはオリンピックの本部があり、オリンピック博物館(Musée Olympique)はスポーツファンには必見の場所です。博物館では、オリンピックの歴史や精神が展示されており、インタラクティブな展示も多く、訪れる人々にインスピレーションを与えます。

フォンダシオン・ドゥ・ラルミタージュ (Fondation de l'Hermitage)
この日の午後は、ローザンヌ郊外にあるフォンダシオン・ドゥ・ラルミタージュを訪れました。この美術館は、19世紀の邸宅を利用しており、変わりゆく季節ごとの特別展示が行われています。美術館からは、レマン湖(Lac Léman)と対岸のフランスの風景を望むことができ、芸術と自然の美が見事に調和しています。

ソヴァベランの塔 (Tour de Sauvabelin)
さらに、フォンダシオン・ドゥ・ラルミタージュを隣接するソヴァベランの塔へ向かいました。この木製の展望塔は、ローザンヌの自然の中で一際目立つランドマークであり、塔の上からは市内全体はもちろん、アルプス山脈とレマン湖の壮大なパノラマを楽しむことができます。
周囲のサヴァベラン公園は散歩やピクニックに最適な場所で、地元の人々と観光客で賑わっています。

エヴィアンでの夜
フランスのエヴィアン・レ・バンでの夜は、経済的な理由から選んだものでした。スイスでの宿泊費と比較してフランス側の方がコストパフォーマンスが良く、モバイルデータやその他のサービスが使えるので、非常に便利でした。

ローザンヌからエヴィアンへの移動は、レマン湖を横断する船旅で、その短い航海は非常に風光明媚でした。
エヴィアンでは、湖岸を散策し、その美しい景色を楽しみました。特に、エヴィアンの自然の泉から湧き出る水は世界的に有名で、その水源地を訪れることは特別な体験でした。
3日目:ローザンヌ
ローザンヌでの2日目は、さらに市内を深く探索を続けました。市内の美術館やショッピング街を訪れ、ローザンヌの現代的な一面と歴史的な魅力の両方を体験しました。
ローザンヌ美術館
ローザンヌ美術館(Musée Cantonal des Beaux-Arts)では、地元アーティストの作品から国際的な展示まで、幅広いコレクションを鑑賞しました。美術館の建築自体も、現代的なデザインが特徴で、芸術作品とともにその空間も楽しめます。

ローザンヌ大聖堂
市のランドマークであるローザンヌ大聖堂(Cathédrale de Lausanne)を訪れ、その壮大な建築を堪能しました。大聖堂の塔からはローザンヌ市内と周辺の景色が一望でき、湖や遠くの山々を背景にした眺望は美しいです。
パレ・ド・ルミーヌ(Palais de Rumine)
この美しい建物は、ルネサンス様式の豪華な外観が特徴で、様々な博物館が入居しています。地元の歴史や美術に深く触れることができます。

街歩き
その後、単に街を歩き、ローザンヌの階段や坂を上りながら、様々な角度からの美しい景色を楽しみました。ローザンヌは丘に建てられているため、体力を要しますが、その甲斐あって得られる眺望は素晴らしいものがあります。
風が心地よく、途中の公園や広場で休憩しながら、街の活気と静けさのバランスを感じ取ることができました。
これら2日間のローザンヌ滞在は、都市の活動的な文化と自然景観の完璧な組み合わせを提供しました。
市内散策後、湖畔を訪れ、フェリーに乗ってジュネーヴへと向かいました。レマン湖のフェリーからの景色は、スイスの自然の美しさを改めて感じさせてくれるものでした。

夕暮れ時にジュネーヴに到着し、コストを抑えるためにすぐにフランスのアヌマスの宿泊へ移動しました。「またか」と思いますよね。僕のことをよく分かってきてますね。
アヌマスでは、地元の人々と一緒に宿泊施設を共有しました。その夜、彼らは次の朝、レマン湖で泳ぐ計画を立てていると教えてくれ、地元の生活を体験する絶好の機会だと思い、一緒に参加することにしました。
4日目:ジュネーヴへ
新たな朝が始まり、ジュネーヴへ向けて出発しました。トラムで国境を何のチェックもなく越える体験は、ヨーロッパの開放的な精神を感じさせます。
レマン湖でのスイム
朝早、新しい友人たちとレマン湖で泳ぎました。水は冷たかったですが、爽快で活力を与える体験でした。地元の人々と一緒に泳ぐことで、この地域の日常生活の一部を体験することができ、旅の一層の充実を感じました。

国際連合の訪問
水泳の後は、国際連合本部を訪れました。ここでのツアーは、世界平和への努力と国際的な協力の重要性を改めて感じさせてくれるものでした。特に、会議室での説明は、世界の未来を形作る場としてのこの場所の重要性を感じさせてくれました。
多くの決断が下された場所に立っていることに感銘を受けました。
ジュネーヴの探索
午後はジュネーヴの街を散策しました。ジェットドー(ジュネーヴの大噴水)を訪れ、その壮大な水の柱を背景に写真を撮るのは、訪れる者すべてにとって必須の経験です。
街中を歩きながら、多くの歴史的建築物を鑑賞し、地元のカフェで休憩を取りながら、ジュネーヴの豊かな文化と歴史を感じ取りました。
夜はフランスのアネマッセに戻って寝りました。
5日目:ジュネーヴ
この日は、ジュネーヴの自然と文化の両方を堪能しました。
ラ・グランジュ公園
ラ・グランジュ公園でのんびりとした散歩から始め、植物や野鳥の観察を楽しみました。

湖畔でのランチ
昼食は、ジェットドーの見える湖畔で地元の食材でピクニックをしました。

湖岸を散歩しながら、ジュネーヴの象徴的な噴水と周囲の山々の景色を楽しみました。

パテック・フィリップ博物館
午後は、高級スイス時計製造の歴史を学ぶパテック・フィリップ博物館を訪れます。収集された時計の歴史と技術的進化が展示されており、時計愛好家には見逃せません。

パテック・フィリップ博物館を最後に訪れた後、スイスの旅もこれで終わりとりました。
結論
有名なアルプスの自然を直接体験する機会は今回はなかったものの、ジュネーヴやローザンヌなど、スイスの都市の魅力を存分に楽しむことができました。特にレマン湖の壮大な景色は、忘れられないものです。
実際、コストを抑えるために毎晩フランスで宿泊し、食もフランスでとるなど、隣国の利点を活用しました。
結局のところ、スイスは自然の美しさで知られていますが、訪れる価値のある素晴らしい都市もたくさんあります。
次回はスイスのアルプスを探機する機会に恵まれることを楽しみにしています!
スイスの都市魅力を探索:バーゼル、ローザンヌ、ジュネーヴを巡る旅行 - Marc
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